親子の寝る位置による影響とは?パターン別に考えられる影響を解説
日本では昔から添い寝の文化があります。両親で子どもを挟んで寝たり、父親だけ別室で寝たりと家庭によって添い寝の仕方はさまざまでしょう。親子の寝る位置によってさまざまな影響があるともいわれているのはご存知でしょうか。添い寝には、メリットやデメリットもあります。
この記事では、親子の寝る位置による影響についてパターン別で解説します。添い寝のメリットとデメリットについてもお伝えするので、親子の快適な睡眠の参考にしてください。
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目次
親子で一緒に寝るのはいつまで?
親子で一緒に寝るのはいつまでがよいのかという問題については、さまざまな意見があり明確な答えはありません。小学校入学を期に独り寝をさせる家庭が多いようですが、独り寝をさせる最適なタイミングはその子ども次第です。小学生になったからといって、不安がっている子どもを無理やり一人で寝かせる必要はありません。
とはいえ、いつまでも親子一緒に寝るというわけにもいかないでしょう。小学校高学年になっても一人で寝るのを嫌がる場合には、子どもと話し合ってみるのもよいのではないでしょうか。子どもが安心して一人で眠れるように、サポートすることが大事です。
パターン別に見る親子で寝る位置の影響
親子で一緒に寝るといっても、寝る位置は家庭によってさまざまでしょう。早稲田大学の研究では、親子3人で寝る位置を次の4つに分けています。
- 子ども中央型…親子3人同室で、真ん中に子どもが位置する寝方
- 母親中央型…親子3人同室で、真ん中に母親が位置する寝方
- 父親別室型…母子が同室で、父親が別室という寝方
- 子ども別室型…両親が同室で、子どもが別室という寝方
それぞれのパターン別に、親子で寝る位置による影響について解説します。
参考:大久保孝治 「家族の寝方に関する考察」
子ども中央型
両親が子どもを真ん中にして寝ると、子どもの情緒が安定するといわれています。しかし、父母と子どもの一体感が強く父性的なしつけが作用しにくいので、自己中心的で社会性や自立性が遅れがちです。
母親中央型
子どもは母親の隣で寝るので十分なスキンシップが得られ、情緒が安定します。一方で父親とは離れているため、母親と父親の存在に対する子どもの認識が変わります。父親と間接的に接触することで、父性的なしつけも作用しやすく、依存と自立のバランスがとれるといわれています。
父親別室型
子どもは母親の隣で寝るので母親に対して安心感を得られる反面、父親との関わりが薄くなってしまうのが問題点です。偏った安心感により情緒が安定せず、社会性も未熟な傾向があります。
子ども別室型
あまりにも小さい頃から子どもが独り寝をすると、情緒が安定しないケースがあります。一方で、社会性や自立心は育ちやすいとされています。
添い寝のメリット
添い寝には多くのメリットがあります。主なメリットは次の3点です。
- 睡眠習慣を形成できる
- 子どもの睡眠状況を把握できる
- 子どもと信頼関係を築ける
親子で一緒に寝ることで、子どもの睡眠習慣を整えてあげられます。子どもの睡眠状況も把握しやすいので、よい睡眠習慣を形成できるでしょう。
また、添い寝をすると、子どもとスキンシップをとることができます。スキンシップは、子どもの情緒を安定させる効果のあるオキシトシンの分泌を促します。情緒を安定させることで、親子の信頼関係にもつながっていくのです。
添い寝のデメリット
添い寝にはデメリットもあります。主なデメリットは次の3点です。
- 親が睡眠不足になる
- 子どもがぐっすり眠れない場合がある
- 自立心が育たない
眠っているときに体を大きく動かしたり蹴ったりする子どもの場合、親の寝るスペースが狭くなったり体を蹴られたりし、親が寝不足になる恐れがあります。また、寝付いた後に親が起きたり部屋を移動したりすることで、子どもの睡眠の妨げになる場合もあります。睡眠の質という面で考えたときに、デメリットといえるでしょう。
また、添い寝をやめる時期にもよりますが、長い間添い寝を続けることで、自立心が育たないというデメリットも考えられます。添い寝をやめるタイミングを考えていくことが大事です。
親子の睡眠を快適なものに
親子の寝る位置による影響について解説しました。どの子どもにも当てはまるわけではありませんが、親子の寝る位置によってさまざまな影響があるといわれています。
また、添い寝のメリットとデメリットについてもお伝えしました。親子の睡眠を快適なものにするために、いつまで添い寝をするのか、親子の寝る位置をどうするのかについて、一度考えてみるのもいいでしょう。
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