旬彩館山 「菜の花純粋はちみつ」と「館山産レモン」の「はちみつレモンのクラフトドリンクキット」をはじめ、館山・南房総エリアで採れた新鮮な野菜や果物、海産物などの地域資源を組み合わせ、魅力のある新しい商品を生み出しています。地元の歴史や文化を紐づけた企画提案から生産、加工まで一貫してプロデュース。お土産や贈り物としておすすめです。

クラフトビールの種類や選び方は?悪酔いを防ぐ方法も併せて解説

種類が豊富なクラフトビール

 

スーパーやお土産屋さんなど、今やあらゆるところで手に入るクラフトビールですが、どのように選べば良いか逆に迷ってしまいますよね。そこで今回は、クラフトビールの分類や選び方を解説します。クラフトビールは酔いやすいと感じる方に向けて、酔いを抑える方法もお伝えするので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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クラフトビールとは

通常のビールとクラフトビールに明確な定義の違いはありません。しかしクラフトビールは小規模の醸造所で作られる傾向があるため、希少価値が高く作り手のこだわりが詰まっています。また、従来のビールのスタイルにとらわれることなく、製造元の造りたいものを造ることが重視されており、多様性があることも特徴です。

 

その地域の特産物や風土を活かしたビールが製造されていることも多く、季節や土地によってさまざまな味わいを楽しめるでしょう。

クラフトビールをビアスタイルで選ぶ方法

ビールには、醸造方法や原料によってさまざまな味わいの物があり、苦味やのどごしなどが異なります。そういった種類や分類の仕方を「ビアスタイル」と呼び、細かく分けると100種類以上にもなることを覚えておきましょう。

 

またビアスタイルは、発酵方法の違いで、ラガー酵母を使って下面発酵させた「ラガー」、エール酵母を使って上面発酵させた「エール」、「その他」の3つに大別できます。ここからは、代表的なビアスタイルを見ていきましょう。

【エール系】ペールエール

「ペールエール」はエール系のビールで、18世紀にイギリスで誕生しました。ペールエールは、イギリスに古くから伝わる「イングリッシュペールエール」と、イギリスのペールエールをもとに、アメリカで広まった「アメリカンペールエール」、イギリスの植民地時代にインドに伝わった「インディアペールエール」の3つに分けられます。

 

キリッと苦味のあるホップの風味と、はちみつや洋梨、りんごを思い出させるようなフルーティーな香りがマッチした、世界でも人気の高いビールです。「ペール=淡い」という意味がある通り、色が淡いものが多いことも特徴です。

【エール系】スタウト

スタウトとは、エールビールに属する黒ビールの代表的な種類です。アイルランド生まれのビールですが、強い苦味と濃厚な味わいが人気で今ではクラフトビール好きの人を中心に世界中で愛されています。スタウトの最大の特徴は奥深い苦みと黒色にありますが、これは原料の大麦をローストすることで表現しています。

 

スタウトを飲む際には、飲み口が窄まったスタウトビール専用のグラスを使用することで、苦味や香りをより強く感じられ、美味しく召し上がれます。また泡を長持ちさせる効果もあるため、スタウトビールが気に入った方は1つ持っていて損はないでしょう。

【エール系】ポーター

ポーターは、18世紀にイギリスのロンドンで生まれたビアスタイルです。当時のロンドンでは、古いブラウンエールと新しいブラウンエール、ペールエールの3種類を混ぜて作った「スリーレッド」と呼ばれるビールが庶民に親しまれていました。わざわざ混ぜるよりもあらかじめ作ってしまおうというアイデアで生まれたのが「ポーター」です。

 

コク深い味わいの黒ビールで、口当たりがまろやかなことが特徴です。黒ビールにありがちな強い苦味はあまりなく、モルトの甘みやふくよかな風味を楽しむことができます。牛肉料理にもよく合うので、普段は赤ワインを合わせている人も一度挑戦してみてください。

【エール系】バーレーワイン

バレーワインは、中世のバイキング時代から飲まれている、歴史のあるビールです。その後、19世紀のイギリスで流行し、広く飲まれるようになりました。バーレーワインは、「ワイン」の文字が入っていながらも、もちろんビアスタイルの一種なのですが、製造方法や味わい、アルコール度数などにワインとの共通点が多く見られます。

 

バーレーワインは、出荷する前に熟成されるため、まるでワインのような複雑な香りと濃厚な味わいを楽しめる、甘みが強いビールです。保存は冷蔵ですが、飲む前に常温に戻しチューリップグラスに注いで少しずつ飲むことで、より香りや風味を楽しめるでしょう。

【ラガー系】ピルスナー

ピルスナーは、19世紀頃にチェコで生まれたビアスタイルで、今では世界で最も広く普及しています。日本で販売されているビールを分類すると、およそ99%がピルスナーに分類されるほどメジャーなものです。ホップのスッキリした苦味と軽やかな味わい、キレのあるのどごしが特徴で、アルコール度数は低い傾向にあります。

 

ホップの香りはそこまで強くなくボディも弱めなので、キンキンに冷やしていても、ピルスナーの旨みをしっかりと味わえるでしょう。幅広いジャンルの食べ物に合い飲みやすいので、ビールデビューする方にもおすすめのビアスタイルです。

【ラガー系】へレス

ヘレスは19世紀にドイツのミュンヘンで作られたラガー系のビアスタイルです。明るい金色の見た目が特徴で、モルトの甘みをたっぷりと楽しめる味わいになっています。キレがありながらもホップの苦味は控えめなので、ビールが苦手、飲みにくいという方にも挑戦しやすいでしょう。

 

ドイツ国内では人気のビアスタイルですが、ピルスナーが流行り始めてからは他国での人気が落ちてしまい「本物のビール好きに愛されているビール」というポジションになっています。

【ラガー系】ドゥンケル

ドゥンケルとは、ドイツのバイエルン地方で作られているラガービールの一種です。ドゥンケルは黒ビールの中でもキレのあるさっぱりとした味わいが特徴で、麦芽の甘みをたっぷりと堪能できます。日本人に好まれやすい味わいで、日本国内で製造されている地ビールやクラフトビールの中には、デュンケルをラインナップに加えるメーカーも増えているため、覚えておくと役立ちます。

 

ドイツ生まれと言うこともあり、ウィンナー料理や、脂身の少ない肉料理と相性が良いので、バーベキューのお供にもおすすめです。

クラフトビールを生産国で選ぶ方法

世界の国旗

 

気に入ったビールを見つけたら、同じ国で作られたビールを積極的に飲んでみるのも良いでしょう。クラフトビールのスタイルはもちろん自由ですが、国によってトレンドや国民性が反映されているものです。

 

例えば、アメリカや北欧のクラフトビールは、自由で新しいビアスタイルが次々と生まれていますが、ドイツなどはある程度保守的で伝統性法を重んじています。国ごとのスタイルの傾向が分かると、ビール選びがさらに楽しいものになるでしょう。

クラフトビールをデザインで選ぶ方法

難しい知識がなくても、パッケージデザインや作り手のこだわりを気に入ったものから選ぶ方法もあります。直感で選んだものを飲んでいるうちに、きっとお気に入りの一杯に出会えるでしょう。気に入ったものを見つけたら、ぜひビアスタイルをチェックして、同じジャンルのものを試してみてください。

クラフトビールは酔いやすい

クラフトビールは、通常のビールよりもアルコール度数が高いものが多いため、酔いやすい傾向にあります。また、色々な種類を楽しみながら飲み比べているうちに、飲酒量が増えていた…というケースもあるでしょう。そうなると分解しきれなかったアルコール成分が体内に蓄積してしまうため、いつの間にか酔っ払ってしまったということになり得ます。

クラフトビールを飲んだときに酔いを抑える方法

クラフトビールはあれこれ試飲することも多く、奥深い風味を味わっているうちに飲むペースが上がってしまうものです。飲酒時に酔いを抑えるためには、自分のアルコール分解のキャパシティを知り、ペースを守りながら飲みましょう。また、ビールを飲みながら並行してソフトドリンクを飲むことで、アルコールの吸収が緩やかになり、急激に酔うことを防げます。

クラフトビールの種類を知ればお酒がもっと楽しくなる

本記事では、クラフトビールの分類や選び方をご紹介しました。クラフトビールのパッケージにビアスタイルが記載されていることもあるため、好みのものがあれば、ビアスタイルの名前を覚えておきましょう。クラフトビールの種類や分類方法を覚えれば、ビールをもっと楽しめること間違いなしなので、ぜひ覚えてみてください。

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